AURO創業者「ヘルマン・フィッシャー博士」

フィッシャー氏は1953年に、現在AURO本社が置かれるドイツ・ブラウンシュバイク市近郊の小さな村で生まれました。家業は代々農業や園芸を中心としていたため、フィッシャー氏の生活は必然と自然と融合し、理性ではなく感性のままに自然を愛することを知りました。後にこの体験がフィッシャー氏のライフワークの礎となります。

好奇心旺盛で自然界の素材に強い興味をもっていたフィッシャー氏は小さな頃から化学者を志します。大学ではその志のとおり化学を学び博士号を取得しました。

20世紀初頭ドイツでは、シュタイナー学校で知られるルードルフ・シュタイナー氏が、植物やハチミツ、蝋等を主体とした自然塗料の研究開発を行い良好な成果を得ています。その後、石油合成技術の発達とともにこの研究開発は途絶えかけてしまいますが、フィッシャー氏は自然科学における最新の知識・技術を応用し、シュタイナー氏が行った自然塗料の研究開発を再興する決意をします。

1970年代後半には石油化学工業による環境汚染や健康被害が徐々に表面化し、消費者は石油合成製品に対して非難の声をあげ始めます。フィッシャー氏は石油化学工業を非難するだけではなく、環境保護を自然科学に基づいて実践するため、1984年に「AURO有限会社」を立ち上げました。 Fischer博士

「石油を頼らず、自然の恵みだけを使う化学会社」
AURO社は石油合成原料を頼ることなく植物を主原料とします。オレンジ油・亜麻仁油・ヒマワリ油・ローズマリー油・ユーカリ油・ヒマシ油・蜜蝋・カルナバ蝋等が主な例ですが、これらの原料植物はAURO社の契約農場でオーガニック生産されています。
AURO社の創業者・ヘルマンフィッシャー博士はフェアトレードの第一人者でもあることから、AURO社は今でも契約農家が原料植物を調達するために自然を破壊したり人々を貧困に追いやったりしない仕組みづくりにも配慮をしています。

またAURO社は単に塗料製造だけを行う会社ではありません。AURO社で働く社員のうち1/3は自然塗料の研究開発を行う研究者や技術者で構成されています。これはまるでエレクトロニクスや製薬関連企業のようですがAURO社はこのような体制で日々、再生可能な天然資源の探求と開発を行っているわけです。

AURO社の製品は、建築用途の塗料やワックス、塗壁材、接着剤をはじめとし、食器用洗剤や電化製品用のクリーニング剤、家具のメンテナンス材等、現在では100種以上もの製品があり、世界40ヶ国以上に輸出されています。

安全や健康、エコをうたう塗料メーカーは今も昔も多く存在しますが、生産者や消費者の良心のとがめを静めるための「表面的なアピール」ではなく、石油を頼らず自然素材だけで30年以上ぶれずに製品づくりを行う会社は他にはありません。正にAURO社は自然塗料のパイオニア的存在です。

AURO製品の製造工程では原料に石油合成物質を意図的に使用することはありません。また製造に使われるエネルギーにおいても徹底したポリシーがあります。電気は社屋の屋根に設置されたソーラーパネルから得た再生可能エネルギーを使い、水は雨水を集めて浄化装置で処理し、可能な用途に繰り返し使用します。こうした活動は二酸化炭素の排出量低減に大きく貢献するため2011年Climate Natural Group(https://www.climateneutralgroup.com/en/)よりCO2削減優良企業の認定を受けました。今ではこのような活動が評判をよびAURO社に多くの学生が見学に訪れるようになりました。そのため大学からのインターンシップも積極的に受け入れています。

石油合成製品が主流となった現在では、自然塗料の品質を疑う人が少なくありません。フィッシャー氏は「完璧といえるのは自然そのもの。人類はまだ自然界の光合成も解明できていないのだから」と言います。その言葉が示すとおりAURO社の製品はドイツで最も権威のある商品テスト団体から「優良」の評価を得て、石油合成製品と比べても品質的にも劣らないことが客観的に証明されています。
「必要とする人に本物の自然塗料を届ける」
みなさまに質問です。
「自然塗料」とは、どんな塗料のことを指すと思いますか?


以前、国内でこのようなアンケートをとったことがあります。
言葉や表現方法が多少違ったとしても「自然原料だけでつくられた塗料」という回答がほとんどであり、「石油合成物質を含む製品」を肯定的にとらえる回答は一つもありませんでした。これは世界共通の認識と言えます。

これに反し、国内で自然塗料と称され流通している大部分が「石油合成物質を主体とした偽の自然塗料」です。残念なことに現在国内には自然塗料と称する「偽の自然塗料」が数多く存在します。偽の自然塗料を扱う企業は「如何にして石油合成塗料を自然塗料のように見せるか」ということに躍起になっています。そのため消費者は、本物の自然塗料と偽の自然塗料を見抜くことが非常に困難です。

偽の自然塗料メーカーが「自然原料よりも安全な石油」とうたうミネラルオイル・イソパラフィン・イソアリファーテ・イソアルカン・工業用ガソリン4号等は、ガソリンよりも安価な材料です。それに対しAURO社が採用する代表的な自然原料「オレンジオイル」はアロマオイルに近い希少で高価な材料です。「偽の自然塗料」がいかに高価であるかがわかるのではないでしょうか。

本物の自然塗料の製造には、ぶれない信念と専門的な知識・技術、そして時間・コストが不可欠です。そのため本物の自然塗料メーカーは世界中を探してもそう多くは見るかるものではありません。

AURO社は、設立当初から自然原料だけを使い、且つ成分をすべて詳細に公開するポリシーがあります。原料一つひとつについての説明に加え、その入手先・採取方法・抽出方法まで公開しています。

依頼する人、使用する人、販売する人、すべての立場の人が正しい知識を持たなければ自然塗料を必要としている人に「本物の自然塗料」は行き届きません。AUROは今後も真面目に、自然塗料を必要としている人に、本物の自然塗料を届けていきます。

AURO社の不変のテーマ
持続可能な循環型生産システムの構築

持続可能な循環型生産システムとは、簡単に言うと「自然に負荷をあたえない生産工程によって、環境にも健康にもやさしい製品をつくる」という意味になります。 ライフサイクルアセスメント

植物原料の調達
AURO社では、原料となる植物の種をすべて契約農家にてオーガニック生産します。 植物園
鉱石原料の調達
植物原料以外の原料は、主に鉱石等から採取されます。ほとんどの企業が使用する「石油合成成分」は持続不可能な代表的原料であるためAURO社が意図的に使用することはありません。 鉱石原料
製品製造
1と2で集めた原料を調合・加工し、天然原料のみでつくられた製品ができあがります。 製品製造工場
使用・消費
製品が消費者の手にわたり使用・消費されます。多くのシックハウスやアレルギーは石油合成成分が原因とされておりますので、AURO社の持続可能な循環型生産システムより製造された製品は必然と人間や環境に優しい特性を持ちます。 今日では、ビーガン対応製品も数多く用意されております。 製品使用風景
廃棄
製品は必ず、植物原料の調達→鉱石原料の調達→製造→使用→廃棄というライフサイクルをたどります。この廃棄の部分が地球環境にとってとても重要なのですが、AURO製品はすべて天然物質からつくられているため、どんなかたちで廃棄されても自然に返り、やがて新しいライフサイクル(循環)をもたらします。
一方、ここで言う「循環」とは無縁の石油合成成分は、生分解性がありません。焼却処分すれば二酸化炭素を過剰に排出するほか、土中廃棄すれば分解されず土中に永遠に残ります。また洗浄廃液等、排水溝へ流される物質は、分解されることがないため河川や海に流れ込み汚染します。 植物の芽

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